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若宮神幸祭

「古事記」にも記述が残る伝承の地
そこで催される二千年来の伝統を誇る大祭

崇神天皇の時、疫病が大流行し多くの人が亡くなるという国難に見舞われました。そんなとき天皇の夢枕に大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が現れ「大田田根子(おおたたねこ)という人に自分を祭らせれば、祟りも収まり、国も平安になるであろう」と神託を述べました。天皇はその人物を捜し出し、三輪山の神を篤く祭らせたところ、疫病は収まり、平安が戻って国が富み栄えたという話が「日本書紀」や「古事記」に伝わっています。

「若宮神幸祭」はそんな故事に由来した大祭です。古くは「卯の日神事」と呼ばれ、4月と12月の上卯日に行われていましたが、明治に例祭日が4月9日と定められて今日に至っています。そして例祭日である4月9日を含めた毎年4月8日~10日の3日間に渡って執り行われるのが大神神社の春の大神祭(おおみわさい)です。

拝殿で神楽「うま酒みわの舞」が奉奏され、若宮の御霊代をお遷した神輿や時代衣装を着た行列が、甲冑騎馬武者などをお共に三輪の里を練り歩きます。全国各地から神社関係者・氏子・崇敬者ら約1,200名が参列するともいわれる大神神社にとって最も重要な大祭です。古の伝説に思いを馳せつつ、是非ご鑑賞ください。

催し

若宮神幸祭

時間

4月9日 (火)

会場

大神神社~三輪町内~三輪坐恵比須神社

費用

無料

受付

大神神社

※神楽奉奏中は拝殿へはお入りいただけません。
※巡幸をご見学の場合、敷地内立ち入り禁止区域内に入らないようご注意ください。