神々の教えを啓蒙し、寺社仏閣への思想を深化させるWordPressテーマ「MIKADO」

弊社が3ヶ月連続でリリースする日本をコンセプトにしたテーマ第三弾「MIKADO」
日本古来の伝統宗教「神道」や、インドから伝来し現在では日本人の信仰の大半を占める「仏教」をコンセプトにし、寺社仏閣の教えを啓蒙することを意識したテーマです。

普段私たちは特に宗教観を意識することなく生活を営んでいると思います。ただ日本のそれは、意識しないが故にある意味かなり特殊なわけです。キリストの誕生祭であるクリスマスを祝った一週間後には、寺院で除夜の鐘を聞き、年を越せば神社に初詣に行く。このような行事を、ほとんどの人が違和感や罪悪感などを感じずに当たり前のように行ってきたでしょう。

日本土着の民族宗教である「神道」は、元来、宗教というよりは自然を信仰するという祈りや験担ぎに近いものでした。山や火などの自然万物に神が宿っているという「八百万の神」を信仰するという考え方であります。現代では、世界からさまざまな宗教が伝来していますが、日本人のほとんどが特定の信仰や宗教観を持っている意識はありません。

しかし、外部から入ってくるあらゆる宗教を受け入れ、アレンジし上手く付き合っている部分が、さまざまな年間行事に反映されているともいえます。一千年以上も続いた神仏習合という考え方も、「神道と仏教をどのように共存させていくか。」ということを考え抜いた結果の知恵であります。この「寛容さ」そのものこそが、八百万の神々を信じてきた心が根付いている証であり、日本人の根底にある相手を尊重する思想の表れかもしれません。

異なる宗教を区別するのではなく、誰もを受け入れる懐の深さは、鳥居という閉めることのできない門からも感じ取れますね。神道は宗教という概念にはおさまらない哲学ともいえるのではないでしょうか。

「MIKADO」は、このような日本人の伝統的な思想をより深い部分まで啓蒙することを意識して開発されました。ヘッダーのロゴを縁取ったデザインはもちろん、サイト全体でどこか荘厳さを印象づけるデザインになっています。

またページ読み込み中のローディングアイコンに着目し、任意のロゴマークを設定することが可能になりました。ページ遷移中にも微かな印象付けを行うことを狙いとし、ヘッダー、フッターだけでなく、全ページの小見出し部分にロゴマークを表示できるので、全体に統一感を持たせることもできます。さらにロゴにセンテンスを添えることで、キャッチコピーを効果的にアピールすることも可能です。

神社・寺院などでは祭祀や、法要など決まった年間スケジュールがあります。そのような年中行事を見やすく表示することが可能なカスタム投稿タイプ「スケジュール」用意していますので、数多く行事を簡単に管理することができます。

カスタム投稿タイプ「歴史」では、寺社仏閣に関する知識や作法などを含む、伝統や歴史を啓蒙するコラムページを作成可能です。基本的な表面上の知識を深いレベルまで導くことを目的としています。

最近では、日本人よりも外国人の方が寺社仏閣を訪れる割合が多いかもしれません。彼らに対して、神道や仏教についての正しいマナーや知識を教えることのできる日本人は多くはないでしょう。「MIKADO」を用いて日本の伝統宗教についての正しい知識を流布させることは、我々日本人にとっても改めて自国の文化を再認識する機会にもなります。

またその圧倒的な荘厳さを体現するデザインは日本の懐の深さを表現するのに最適です。素晴らしい哲学を世界に共有する手段のひとつとして、「MIKADO」を選んでみてはいかがでしょうか。